せっかく池谷裕二氏の本を取り出してご紹介したから(本ブログの投稿記事「脳科学で誰でも天才になれる!?」を参照)、興味深い内容をご紹介しておきましょう!
池谷氏の著書、「脳の仕組みと科学的勉強法 だれでも天才になれる」(ライオン社:2001年1月)の冒頭には、「脳は覚えるよりも忘れるほうが得意」とタイトルして、以下のような記述があります。
脳は、入ってきたほとんどの情報を記憶しないで、そのまま消しているのです。(中略)脳はそもそも覚えることよりも、忘れることのほうをずっと得意としているからです。(p.11)
この内容を知った時に、私、鳥肌が立ちましたね!「最近、記憶力が落ちたな~」とか「昔から記憶力がないからな~」とか「何やってもダメだったな~」なんて考えている諸氏にとってもとても心強いメッセージではないでしょうかね!心理学の世界でも、同じような心理に関しての解決方法は紹介されていますが、科学的な根拠がないわけです。
ところが、池谷氏の上記の記述は、科学的(ある意味、医学的)に立証されているわけです。特別な人はいない!人間の脳は、「忘れることの方が得意」というだけでも励みになりました。
「なんで覚えられないんだろう・・・」なんて考えることが逆効果!「脳というのは、忘れることが得意なんだから仕方ない」と割り切ってしまうことで、ストレスがなくなり、かえって記憶力が向上する、といった説明もあります。しかも「科学的に立証されている」という説明も。そんな脳科学の世界に興味がわかない方が不思議だ、なんて考えたんですよね~
受験勉強中の次女・・・「英単語が覚えられない・・・」と嘆いているので、「そりゃ、そうさ!人間の脳は、覚えるよりも忘れる方が得意なんだから」と励まし、更には記憶するための復習方法を伝授。あとは、やるっきゃない、といった感じでしょうか。